日本は台風に接近・直撃されることが多いですね。
私は台風が接近するたびに、
私の家に避難して来た母猫親子のことを思い出します。
ある年、超大型台風に直撃された時に
私の家に母猫親子が避難して来ました。
台風が来てもさほど動揺しない私でも
動揺するほどの超大型台風に直撃された時でした。
夜遅く、びしょ濡れになった母猫親子が家のベランダに来ました。
母猫は子猫をくわえていました。
私の前に子猫を置いて激しく鳴きました。
「どうか私達を助けてください!せめてこの子だけでも助けてください!」
と私に訴えているように思えました。
子猫は怯えて母猫の体に隠れていました。
私は寝る時は、部屋を暗くすると眠れない(笑)
私の寝る1部屋だけは部屋の灯りを消さない為、
母猫親子は明かりを頼りにやって来たのだと思います。
私の家は動物を飼うことが禁止の為
どうしようかとも思いましたが今、私がこの親子を見捨てると
死んでしまうと思いました。
台風が過ぎ去るまで保護することにしました。
私が窓を開けると母猫は安心したのか
子猫をくわえて部屋に入ってきました。
一目散にテーブルの下めがけて走って行きました。
そこで子猫の体を一生懸命、鳴きながら舐めていました。
「もう大丈夫よ!」と言っているように見えました(T_T)
私は母猫と子猫の体を拭いてあげました。
寒かったのか私の布団に潜りました。
母猫親子の食事をどうしようと思いましたが
家にはキャットフードはありません。
思いついたのが(ねこまんま)笑!
ご飯に鰹節!
他にはツナ水煮・茹でたササミ肉があった為、母猫親子に与えました。
親子一緒に食べるのかと思いましたが
先ず、子猫に食べさせて
子猫が食べ終わるのを見届けて母猫が食べ始めました。
わが子が食べている間は母猫は周囲を警戒しているようでした。
敵が近づくと追い払う為に…
母親の愛情を感じました(T_T)
親子ともお腹いっぱいになり満足したのか落ち着かない様子…
そうです。トイレを探しています!
子猫は我慢できずに私の布団に…(´;ω;`)
勿論、家にはトイレ砂ありません。
そこでトイレ砂代用にしたのが…砂糖です。
お菓子を作ろうと思ってスーパーで
砂糖が安売りしていたので大量に買っていました。
砂糖を大きな箱に入れました。
親子は素直に砂糖に排泄をしていました。
約2日間、母猫親子と過ごしました。
楽しく癒されました。
人間も動物も親の愛情は偉大です。